メンテナンス・ノート

 

施設内でもできる車椅子のメンテナンス、タイヤの点検①

車椅子のメンテナンス方法紹介します

 

以前にもブログで紹介しました点検方法のおさらいです。

 

コロナ感染予防の為、業者さんをなるべく呼びたくない

 

または、極力経費を減らしたいなど 理由はいろいろとありますが

 

自分でメンテナンスをする方の参考になればと思います。

 

不安や心配がある方は専門業者、販売店、お近くの車いす安全整備士にご相談ください

 

 

タイヤの点検①(空気圧)
 

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車椅子という名前からもわかる様に車です、なので取り付けてありますタイヤが

 

車椅子にとってタイヤに空気がしっかり入っている事はとても重要

 

空気がしっかり入っていることで、漕ぐのが楽になります。

 

それでは、点検方法を説明いたします

 

ノーパンクタイヤはこの点検は必要ありません。

 

それは、親指と人差し指・中指の3本で「ぎゅっと」

 

タイヤをつまむだけ、「ぎゅっと」ですよ、人それぞれ感覚やつまむ力は違いますが

 

・つまんで軽く弾力が残る程度ならオッケー。

わずかに凹む程度です。

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空気圧OK

・つまんで凹むようなら調整がひつようです。

人それぞれ力の差があるとは思いますが、かなり強めで

下の写真の状態は空気が少ないです。

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空気が少ない

 少ない時は空気入れで補充してください

 

その際、空気入れにゲージ(空気圧の測定器)が付いている物はそちらを使って

kashiwagi-wheelchair2.hatenablog.com

 

タイヤ横に表示してある適正空気に調整していきます

(表示してある数字の単位がゲージにない、またはよくわからない時は下記の方法で)

 

・空気入れにゲージが無いものは、先ほどの点検と同じく

 

指でつまんで確認します。

 

そして、左右のタイヤに空気圧の差が無いように、なるべく

差を少なく

 

するように調整して、確認して完了

 

※左右差があると車椅子が真っすぐ進まない、または介助者が押しているときに

 

左右どちらかに曲がって行くなどの不具合が発生する事があります。

 

以上 タイヤの空気圧の点検方法です。

 

月に1度は点検しましょう。