メンテナンス・ノート

 

補聴器を使ってもすぐに「聞こえ」は改善されない

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PexelsTirachard Kumtanomによる写真

 

福祉用具を上手に使う為には訓練(慣れ)が必要です。

 

例えば、車椅子

 

歩行が困難な方の「移動」を助けます、だからといって何も知らない人に

 

「はいどうぞ車椅子です、今からこれを使って移動してくださいね」なんて渡されても

 

どうやって乗るのだろうか?

 

どうやって曲がるのか?

 

止まり方は?    など

 

疑問ばかり出てくるでしょう、そもそも乗れなければ使う事が出来ません。

 

 

そして案外、福祉用具として一般的に捉えられていないのが眼鏡それと補聴器

 

 

眼鏡はご存じ視力を補正(補う)するためのものです。

 

今はファッションになり福祉用具としての扱いが薄れていますが、福祉用具です

 

 

補聴器は「聞こえ」を補うものです。

 

補聴器を使用するとすぐに聞こえが良くなると私は思っていました、

 

実際に母が使用しており、私が呼んでも聞こえてない

 

会話をしていても上手く聞き取れてない様な事が多く、母も現在は使用していない。

 

 

この補聴器、使用するとすべての音が増幅さ

 

聞きたい声や音以外も耳元で聞こえるようです

 

いままで聞こえにくい状態だったことに脳が慣れてしまい、補聴器で増幅された

 

音や声が非常にうるさく聞こえ会話どころではありません

 

 

なので毎日使い、訓練し慣れる事で使えるようになります。

 

 

なのでおじいさんやおばあさんに補聴器をプレゼントする時は

 

専門のお店や病院にご相談ください。