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先日、とあるイベント施設から車いすのタイヤ交換の依頼
交換する理由としては
タイヤがボロボロと剥がれてくるとの事、実物の状態は

この通りボロボロに
紫外線や湿気などの影響でこの様になってしまいます。
こういったイベント施設に設置してある車椅子の多くは入口付近に
置いてあるため紫外線の影響はかなりあると思います。
この記事は施設等で保有している、または個人で車椅子を保有している方や
空気入りタイヤで日々の空気圧点検が面倒なでどうにかならないかと
お悩みの方に向けた記事で、参考になれば幸いです。
その他、タイヤがパンクまたは今回のようにボロボロになってしまい
買い替えを検討しているが躊躇してしまっている方もご覧ください。
今回タイヤを交換する機種は
マキテックの「EW-20GN」という現在は販売終了しているモデル
マキテックの車椅子は
自走式からモジュール型、多機能型までの車椅子を扱っておりますが
ティルト・リクライニング式などの特殊な車椅子は無く
その他、介護ベッドや手すりなど取り扱いがあります。
車椅子自体の形はごく普通のスタンダードな物が多いですが
【独立行政法人国民生活センターより一部人気手動車椅子車種の耐久性テスト】
上記試験では、破損は無かったという一つの基準を持った車椅子を作っているので
安心して利用できます。
しかしながら、定期的な点検やメンテナンス怠る、不適切な使用方法をすると
破損や事故等が起きる可能性がありますので注意が必要です。
タイヤはどうしてボロボロになってしまうのだろうか
発砲ウレタン製のノーパンクタイヤがボロボロになるのは「加水分解」
という現象で水分や紫外線などにより製造された時から始まり
約2~3年で表面化してきます
ポリウレタンという化合物に水が影響して起こる化学反応とい事で
これはポリウレタンの特性上避けられないものです。
その点、車椅子に使用されている空気入りゴムタイヤは3年程度劣化はするものの、
ポリウレタンのようにボロボロになって割れてしまうような事は少なく
その状態になるにはまだまだ時間が掛かります。
ノーパンクタイヤにポリウレタンが使用される理由
なぜノーパンクタイヤにポリウレタンが使用されるのか
ポリウレタンの特性として
・靴底にも使われているように、弾力性や柔軟性があり衝撃吸収が出来る。
気温が低い時でも硬くなりにくい。
・外部からの力にたいして変形しにくく壊れにくい
・耐摩耗性、耐油性、がある
以上の様な特性があり、それを車椅子用のタイヤに置き換えると
↓
1. パンク防止
非常に耐久性が高く、鋭利な物が刺さってもパンクしにくい特性がありこれにより、タイヤの寿命が延び、メンテナンスの頻度が減ります。
2. 軽量性
ゴム製のノーパンクタイヤより軽量
3. 耐摩耗性
ポリウレタンは摩耗に強い。これにより、タイヤの交換頻度が減る。
4. クッション性
ポリウレタンは適度な弾力性を持ち、路面からの衝撃を吸収する能力があります。
ただ空気入りタイヤより劣る。
代表的な特徴として以上の事があげられます。
ノーパンクタイヤのデメリット
- 価格が通常の空気入りタイヤより高い
- 空気入りタイヤと比べると若干重い
- 修理が難しい、または出来ない破損した場合は交換
- 空気入りタイヤと比べるとクッション性が悪い
一般的に以上のような事がデメリットとしてあげられる事が多いです
では、私が実際に感じた事は
・価格は空気入りタイヤよりは高いが、空気圧チェックの手間が省ける事を考慮すると相応かと思います
※私が何度か出入りしている施設の車椅子は空気圧不足の状態で使用されて
いるのがほとんどです、チャックしていてもどの位入れるといった知識が
ない事が多いです。
・利用者がタイヤ単体でもって比べる事はないので重さは分からないとは思いますが
車椅子に実際に乗って漕いだ時、または介助者が後ろから押したときに
空気り入りタイヤの車椅子より進まない、とか押して重い感じはあります。
・空気入りタイヤも破れたりすれば修理出来ないので同じだとは思いますが
最初に上げた値段の事考えるとデメリットになる
・クッション性は施設内での床であれば凹凸もほとんどないので気にならレベル
ただ、屋外に出た時には若干ゴツゴツとした振動が伝わってくる。
まとめ
ノーパンクタイヤの最大のメリットは空気圧チェックから解放される事だと
私は思います。
特に毎日使用されない車椅子、商業施設や病院などの入口に設置してある物
病院はまだしも商業施設の物に関しては使用したい人がいないかぎりは置きっぱなし
の物がほとんどです
空気入りタイヤでは使う時には、空気が抜けている状態になり
直ぐには使用できません。
考えるとノーパンクタイヤは最高な選択だと思います、ただ保管が場所が
入口付近が多く紫外線などで劣化してしまい今回のような状態になってしまいました
当社ではそういった劣化に強いタイヤ「タンナス」をしようしております
タンナスについては下記でも取り上げておりますのでご覧ください。
kashiwagi-wheelchair2.hatenablog.com
車輪の形状やサイズによっては取り付け出来ない事もございますが
取り付け出来る物は積極的に使用しています
なので今回ももちろんタンナスに交換で対応しました。


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