本日、実家の物置を片付けています。
私で4代目になる我が家、随分と昔から使われいる物置で
この家から各地へ嫁いだ方々の幼少期の下駄や草履、
祖母が嫁入りに持ってきたであろう下駄箱
その他、結婚式などによばれた際にいただた引き出物などが山積みになっています。
何十年も使われることなく積まれた物たち、正直なところ使わない物ばかりです
しかし、いろいろな人がここで生きてきた、生活していた証であり事実を
物語っているような気がします。
祖母も亡くなり、この家で育った人たちがこの場所を訪ねてくる事は
ほとんど無くなりました。
世代が変われば誰の物か分からなくなっていきます、なんだか寂しいですね
そうなる前に、使える物は私が引継ぎ
次の世代に引き継いで行けたらいいなと思います。
昭和61年11月23日のサンケイ新聞
昭和60年代は「プラザ合意」により円高が進み輸出が伸び悩むが
緩和政策で株価・地価などの資産価格を上昇させ、それと同時に輸出増加で
好景気となり
実態から離れた資産価格の投機的上昇というバブルが発生した。
ちょうどリゾート開発がブームになったバブルが始まった時です。
その時の新聞の記事に現在の日本を見たかのような記事が
「迫りくる高齢化社会。借金世帯も約半数を占める”豊か
さ”とは・・・」
「老後の守りは自助努力で」
35年前の日本、この時に今の状況が創造出来ていたのでしょうか
高齢化社会、そして受給開始が年齢が徐々に上がる
その時の考えた人たちに見えていたのは 未来の社会??
それとも自分の未来??