自転車に乗る時当たり前のように漕いでいるペダル
ここもメンテナンスができます(できない物もある)
ただ、一般的な自転車の場合ほとんどメンテナンスをする事もなく使われおり、
私が学生時代に乗っていた物もメンテナンスはした事ありません。
壊れたら交換して対処する または多少の故障の場合気づかないで使用されている事が
ほとんどではないでしょうか
今回はそのペダルの構造を説明する為に分解していきます
車椅子で同じ構造になっている部分があるので
一緒に説明します、この部分に関しては一つの知識としてお読みください。
※機種によって違いはありますが、考え方は同じです。
自転車のペダルの種類
・フラットペダル
一般的な自転車に使用されている、足を乗せるだけのよくある普通のペダルです
専用の靴なども無くスニーカーなどで使用する事ができ、ペダルに足が
固定されてないので
- すぐに足を着く事ができる
- 乗り降りが多い時便利
- 好きな靴で乗れる
しかし
- 雨の時、滑ってペダルを踏み外す可能性がある
- 長距離や坂道走行時ビンディングペダルより苦労する
・ビンデングペダル
専用の靴と組み合わせて使用するペダルで、最大の特徴は
ペダルと足をしっかり固定できる事
その為
- 足で漕ぐ力を効率よく伝える事が出来る
- 漕ぐとき足がズレにくい
- ペダル踏むときだけでなく、引き上げるも使える
しかし
- 脱着の手間があるので、乗り降りが多い時使いずらい
- 脱着に慣れないと ペダルから足を外す事が出来ず転倒する危険がある
ペダルの構造
簡単なイラストで説明します
一般的に使われいるペダルの構造で、カップ&コーンベアリングを使っています
カップの中にあるボールベアリングを玉押しで押さえているだけでなので、
このタイプのベアリングは調整などのメンテナンス性が良く耐久性があるのが
特徴です。
メンテナンスをしたくない人には不向きかもしれません。
実物は
それは、駆動輪の車軸部分
メンテナンス方法
メンテナンス方法は分解して、古いグリスと汚れを洗浄し
新しいグリスを注入し組付ける、とてもシンプルです
ただ、組付ける時に注意する事があります。
それは玉押しの締め付け具合、ガタつきが無く
軽く回転するように調整する事(予圧をかける)
これが重要です
・軽くしすぎると
馴染んだ後にがたつきがでる
その為、ベアリングが必要以上に動き編摩耗してしまう
・ナットを強めに締め重くすると
操作性が悪くなる
摩擦力が大きくなり熱が発生するのでグリスの早期劣化によ部品の
編摩耗、最悪は焼き付きがおこる
とは言っても
競技をする方でなければそれほどシビアな調整は必要ないと私は思いますので
ガタつきが無くなるとこまで締め、その後もう少し締める位でオッケー
使用してみてガタつきが出るようならもう少し締めて調整する
これで問題は無いでしょう。
まとめ
今回はペダルの構造・メンテナンスについての考え方をざっとではありますが
説明いたしました
車椅子と自転車、用途は違いますが同じような構造の物を使っいる場所も
あります、いろいろな物をみて考える知る事で
知識が増え、結果的に物が壊れる前に気づく事が出来る
いざ壊れてしまった時もすぐに直す必要があるのか
それとも多少使用しても問題ないのか対応ができるようになれば幸いです。