メンテナンス・ノート

 

家を提案するからライフスタイルを提案する「BESSの家」から学んだ事

PexelsMarianneによる写真
 

先日、朝の情報番組で現代のメディアとの付き合い方や若者達がどう利用しているのか

 

について議論されていました。

 

その中で長田麻衣さんという方が言っていた言葉が気になったのでご紹介いたします。

 

 

「ただ欲しい物を買うのではなく、やりたい事に必要な物を買う」

 

世間全員に当てはまる事ではないと思いますが、最近の購買動向として

 

増えてきているそうです。

 

例えば

  • キャンプがしたいからテントやランタンを買う
  • パーティーに出席するために新しいドレスを買う
  • おしゃれな料理を作りたいからル・クルーゼを買う

 

なんとなくとか、便利そうというような不明確な物の買い方しないようです。

 

 

 

暮らし方を提案する BESSの家

家を建てる時、大手ハウスメーカーの展示場や地元工務店の完成見学会に行き、

 

どのような「家」を建てようかイメージを作りあげていく作業をすると思います

 

その時に、頼りになるのが各社の営業の方々や工務店の大工さんなどです

 

話の中心は、

  • 高気密高断熱の家です
  • 耐震性の高い家です
  • 収納が沢山ある家です
  • バリアフリーをふんだんに取り入れてます

 

などなど、機能面中心の話が多い気がします。

 

ただ、実際何十年とそこに暮らすわけですからとても大切な事でしっかりと調べる

 

必要はあります。

 

ただ先日見学に行ったBESSの家はちょっと違いました

 

私が行ったのは「BESS多摩」昭島にある展示場です。

 

受付を済ますとあとは自由に見学スタートです、

 

そこはまるでテーマパークに来たような雰囲気で子供はブランコに大はしゃぎ

 

家の中から見る景色、デッキでコーヒーを飲みながらくつろいだり、庭先で薪を割り

 

小さな小屋で自分の趣味を、そんな生活風景を勝手に創造させらてしまい

 

自然とこんな生活いいなーと思えてきます。

 

営業の方も機能の説明は無く、「生活のイメージと合う家はありましたか」

 

だけでした。

※今回は説明はあまり聞く予定ではなかった為なのかもしれません。

 

これこそがBESSの特徴で 

 

「家はあくまでも道具であり、生活を楽しむ為の物」

 

ただ家を売るのではなく、生活スタイルを提案する

 

そのコンセプトを体験する事ができました。

 

 

売れた後にもたらされる体験価値

現在の消費者のニーズは

 

「機能やスペックだけでなく、それによって得られるまたは出来るようになる事

 

による豊かさや満足度」といわれるようになってどの位経つだろか。

 

当社は、車いすの緊急避難装置「JINRIKI」ジンリキを取り扱っています。

 

その紹介に行き実演した際に、とある施設の施設長さんに言われたことが

 

まさに今の消費者を象徴する言葉でしたのでご紹介いたします

 

「確かにすごい装置だと思う、だけどこの施設でどう使うのかイメージが湧かないし全く見えてこない」

 

体験価値を感じないという事です。

 

この商品自体、緊急時の避難にとなっておりますが、やはり緊急時に素早く取り付けて

 

避難してもらうためには

 

普段から使用してもらう必要があります、その普段使いのイメージが見えない

 

とても勉強になる言葉でした。

 

現在も当社ではジンリキを取り扱っております、ただ課題の普段使いの提案に

 

関しては未だに共感してもらえるような体験を見つけだして無いのが現状です

 

だだ、そんな事でくよくよしている暇はありませんし、いつ来るか分からない

 

災害に役立てられるよう「ジンリキ」を広めていきたいと思います。