ついに、障がい者スポーツ指導員の認定書がとどきました、車いす整備士なった頃から
興味があり、講習の受講を考えていた矢先にコロナウイルスの影響で昨年は講習が開催
されず、今年1月に1年越しで開催され受講する事ができました。
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会及び加盟団体等が、公認障がい者スポーツ指導者制度に基づき資格認定する指導者で、日本国内の障がい者スポーツの普及と発展を目指して、障がい者スポーツのスポーツ環境を整備する上で専門的な知識、技術を有する人材の養成、資質向上を目的としています。
パラスポーツ協会ホームページから引用
「すべての人が自分らしくスポーツをするためのサポート」
障害のある人がスポーツに参加する為の支援や運営をすることが主な役割で
知識や経験、スキルなどによって6つの資格に分かれています
私は今回初めての受講で、特別な資格も無いので初級障がい者スポーツ指導員です。
日本にはスポーツについての法律があります。
最初に出来たのが昭和36年(1961年)に制定された「スポーツ振興法」
そして平成23年(2011年)に50年ぶりに全面改正され
「スポーツ基本法」が施行されました。
何の為にあるのかというと
- スポーツの基本理念を定める、国を挙げて推進する為
- スポーツに関して、国や地方公共団体の責務、スポーツ団体の努力を明確にするため
スポーツ政策の法律に初めて障害者に係る基本理念が明記されました。
障害者が自主的・積極的にスポーツを行うことができるよう、障害者の種類・程度に応
じ必要な配慮 をしつつ推進(第2条第5項)
スポーツ施設の整備に当たり、障害者等の利便性の向上を図るよう努力 (第12条)
全国障害者スポーツ大会を明記 (第26条)
ちなみに2022年障害者スポーツ大会は栃木県で開催される予定です
基本理念は
「県民誰もが、いつでも、どこでもスポーツに親しめる元気なやまなしをつくる」
このスポーツ推進計画には
初めて障害者スポーツの施策が明記されました、また障がい者スポーツを所管する
部署が障害福祉課から新たに令和2年に創設された「スポーツ振興課」に移管されるな
ど国と方向性を合わせ山梨県も推進していくようです
障害者スポーツ指導員の活躍の場が増えそうです。
障害者スポーツ大会で実施されている競技
個人
団体
東京パラリンピックで見たことがある、または聞いたことがある競技も何種か
あり、車いすバスケでは鳥海連志(ちょうかい れんし)選手がバラエティー番組に
出演するなど、かなり知名度があがり障害者スポーツに興味を持つ方がふえたのでは
ないでしょうか。
障害者スポーツ大会という名前を聞くと障害のない方はできないもののような気も
しますが、中には障害が有る、無しにかかわらず一緒にでき楽しめる物もあります
私が経験したものでは「ボッチャ」は一緒に楽しむことが出来ますし
ルールも大会のように難しいままでなく、ある程度ルーズに自分たちで設定して
行う事ができます。
このように、障害が有る人、ない人が当たり前のように楽しめる場所を
作っていくためには、まだまだ時間はかかりそうですが
障害者スポーツ指導員として協力していきたいと思います。