PexelsのKampus Productionによる写真
高齢者などの事を理解し、適切な支援をするためには
・コミュニケーション能力
・利用者の置かれている状況の把握
が必要である。
状態を把握する為には、アセスメントを行い利用者にどのような問題が起きて
いるのかを予測しなければならない
その時必要になるのが医学的知識です。
その中の1つ、加齢に伴う心身機能の変化についてまとめて行きたいと思います。
加齢による心身機能の低下
加齢により人の心身機能は低下します。
- 全身の総水分量の減少
- 筋繊維数の減少と委縮 筋肉量が減り硬くなる
- 循環血液量、肺活量の低下
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供給されるエネルギー量が減少し、各臓器の機能は低下
筋肉量の減少と共に活動量が減り、ADLの能力が低下
最悪は介護が必要な状態になる。
この健康な状態から介護が必要な状態になるまでの中間状態の事を
「フレイル」 と言い
身体的問題のみでなく、認知機能障害やうつなどの精神・心理的問題、
独居や経済的困窮などの社会的問題などの影響もあります。
ただ、適切な介入・支援により健康な状態に戻ることが可能な時期でもあります
早期発見、早期支援で多くの高齢者の生活機能の維持・向上が期待されます。
以上簡単ではありますが、加齢による心身機能の低下についてまとめました。