メンテナンス・ノート

 

福祉用具専門相談員 指定講習の課程を修了しました。

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PexelsKaterina Holmesによる写真

 

3月末日から受講していた指定講習会を無事終了し修了証明書をいただく事が

 

できました。

 

と、  これで満足してしまっては単なる自己満足で終わってしまいます

 

これから福祉用具専門相談員として皆様のお役に立たなければ意味がありません

 

それに過程を修了したからといって、すぐに一人前として出来るような仕事では

 

ない、経験を積んで勉強していく必要がある事も同時に講習で実感しました。

 

常にこの事を頭に入れておかなければなりません。

 

 

それでは、私が受講した方法を簡単に説明したいと思います。

 

 

 

 
福祉用具用具専門相談員になるには
 
先ずは、「福祉用具専門相談員とは」
 
福祉用具を必要とする高齢者等に対して
 
・その選定の援助
 
・その適合状況の確認
 
・その後の用具の導入後のモニタリングから 効果等の評価まで
 
上記を支援していく専門職として介護保険制度の中に
 
位置つけられたものです。    もう少し分かりやすく言うと
 
 
利用者がその居宅(自宅)において自立した日常生活を営むことが出来るよう、
 
利用者の心身の状況希望及びおかれている環境を踏まえ
 
福祉用具を適切に選定出来る様に援助し、取り付けや調整を行い
 
利用者の生活機能の維持または改善を図る事を支援する職業です。
 
なので生活状況が改善しなければ意味がありません。
 
 
 
福祉用具専門相談員指定講習を受講し修了試験または修了評価など
一定の水準を満たす事で取得出来ます。
 
修了試験または修了評価は都道府県の指定を受けた講習事業者によって
 
作成されるもので受講する場所によって内容にバラつきがあります。
 
なので私が受講したところでは試験ではなく評価という表現を使っていました。
 
カリキュラムは50時間 そして最後に修了評価があり
 
約一週間かけて行います、講習は朝から夕方までぎっしり行うのでその間は他の業務を
 
行う事は出来ないと思った方がいいです。
 
また、この講習を修了しなくても、介護福祉士社会福祉士保健師看護師
 
理学療法士作業療法士義肢装具士に関しては、資格を保有しているだけで
 
福祉用具専門相談員として認められます。
 
 
 
実際に受講するには
 まずは受講するにあたりご自身がお住いの都道府県ホームページまたは電話で問い合わ
 
せ、福祉用用具専門相談員指定講習事業者を探します。
 
インターネットで検索すると沢山の指定事業所が出てきます、しかしその事業所が
 
現在、指定事業者になっていない場合があるのでしっかりと確認しましょう
 

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コロナウイルスの影響で多くの講習会が中止に
 
昨年から続くコロナウイルスの影響で講習会を中止している事業者が多い
 
特に福祉や医療従事者の方は高齢者や障害のある方、そして持病のある方と接する機会
 
も多くの講習会を開催するには大きなリスクがあります
 
リスクを考えたら中止せざるを得ない状況ではないでしょうか。
 
そんな中私が選んだのは
 

お茶の水ケアサービズ学院のオンライン講習会

 
ここでは2006年からeラーニング(インターネットを利用した学習)にとりくんでおり
 
現在はストリーミングの技術を取り入れオンライン講習を行っています
 
パソコンやネット環境の無い方は機材のレンタル制度があるので受講できる、
 
 
私がここに決めたの理由は、土・日曜日を利用して受講できる土日コースがあること
 
これで平日は通常業務が出来るので無事受講する事ができました。
 
もちろん平日に行われる講習会もありますので、これから福祉用具専門相談員
 
指定講習の受講を考えている方はご参考にしてください。