メンテナンス・ノート

 

福祉用具専門相談員講習 (福祉用具とは)

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私、店長は福祉用具専門相談員になるため指定講習を受講しています

 

そこで勉強した内容を復習を兼ねてブログにまとめて行こうと思います、

 

なお内容に間違えや捉え方の違い等が発生することがあると思いますが

 

あくまでも私のノートという事で深く考えずお読みください。

 

 

 各法律等で定義に若干の違いはありますが、まとめると

 

「心身の機能が低下し、日常生活を営むのに支障のある老人または心身障碍者

 日常生活の自立を支える物」

 

という事です。

 

 

福祉用具を利用する事で低下した心身機能を補うと共に今持っている能力、自身で出来

る事をより引き出し、周りの家族をも支える事で利用者の日常生活の自立を支援する事を目的とした道具です。

 

福祉用具を適切に利用する事で

 

利用者の出来る事が増えると共に家族(介助者)の負担も軽減する事が出来る

 

 

福祉用具は手段であって目的ではない、利用者とその家族の目的を達成するための

 

手段の1つという事です。

 

例えば、

車椅子で考えていきましょう。

 

車椅子は歩行が困難になった方の為の福祉用具です、なので自分で歩く事が出来なくなった

 

または長い距離や坂道を歩くのが大変になった

 

「では車椅子をどうぞ」

 

はたしてこれでいいのでしょうか、これだけでいいのでしょうか??

 

車椅子もたくさん種類があります、それは達成したい目的に合わせる為です

 

歩く事が出来なくなった、では何の為に車椅子が必要なのか

 

仕事まで行って出来る仕事をしたい、または台所で家事をしたい、トイレに行きたい

 

旅行に行きたい、買い物にいきたい

 

そう、こういった成し遂げたい事を達成できるように福祉用具を使う必要があります

 

多少なりと歩ける方が、大変だか車椅子を利用する

 

するとどうでしょう、移動が「楽になり助かるよ」って喜ばれます きっと

 

でもその方はその後自分で歩かなくなってしまう可能性が大いにあります

 

せっかく歩けたのに、福祉用具の利用で状態が以前より悪化する

 

 

福祉用具は人を補助し助けます、しかし使い方を間違えると状態を悪くする可能性が

 

ある物だという事を頭にいれて選定していかなければならない

 

福祉用具は手段であって目的ではない」